1. TOP
  2. journey
  3. The Ritz-Carlton Fukuoka
INDEX
目次

ザ・リッツ・カールトン福岡

The Ritz-Carlton Fukuoka

「食の都」福岡 博多
世界的ホテルで "美食ステイ"

古くからシルクロードを渡る商人や僧侶たちの中継地として栄えた福岡は、現在はアジア各国から旅行者が集まる人気のデスティネーションとなっている。その福岡に誕生したのが「ザ・リッツ・カールトン福岡」。温かいサービスとラグジュアリーな空間、そして稀有なダイニング体験で話題を呼んでいる。

2023年6月、福岡の中心地に誕生したのが「ザ・リッツ・カールトン福岡」だ。高さ111m、25階建ての高層ビル「福岡大名ガーデンシティ」の9フロアを占めるラグジュアリーな空間は一際目立つ。地元の伝統工芸品「博多織」からインスピレーションを得たデザインはオーストラリアのLAYAN Architects + Designersにより手掛けられたもの。ホテル内全体に地元職人による屏風や彫刻、絵画、織物が飾られているが、それは福岡とアジアのつながりを示す貴重な記録でもある。博多湾は古来よりアジアへと向かう玄関口であり、シルクロードを旅する商人や僧侶、船乗り達が旅の疲れを癒す中継点でもあった。「ザ・リッツ・カールトン福岡」のデザインはそうした福岡の歴史に敬意を表し、福岡出身アーティストたちの作品を重ね合わせることで壮大さを表現している。

ザ・リッツ・カールトンスイート

19階から23階に位置する全147室の客室は福岡の個性を尊重したモダンデザインで、竹細工や博多織といった工芸品が室内装飾に用いられておりそれぞれが50㎡以上の広い空間。博多湾ビュー、スカイラインビュー、大濠公園ビューという3つの異なる眺望から客室を選ぶことができる。20室あるスイートルームは全て角部屋に位置しており全部で5タイプ。天然木を使用した室内はナチュラルなトーンで統一されており、バスルームにはモンテカルメロという石材を使用。花崗岩独特のニュアンスが上質なバスタイムを演出してくれる。バスルームから眺める博多湾の夜景はきっと忘れられない思い出になるはずだ。

ザ・リッツ・カールトンスイート
プレジデンシャルスイート

中でも最上級のカテゴリーは「ザ・リッツ・カールトンスイート」と「プレジデンシャルスイート」の2部屋。前者は188㎡と全客室中最大の広さを誇り、専用のキッチンと8人掛けダイニングテーブルがある。一方後者は132㎡で部屋全体から博多湾や大濠公園の素晴らしい眺望が楽しめ、脊振山地や筑紫連山までも見渡せる。

またスイートルーム宿泊者限定のクラブラウンジ「ザ・リッツ・カールトン・クラブ」にはバーやプライベートルームがあり、チェックイン時には八女産紅茶を使ったウェルカムドリンクがサーブされる。午後はアフタヌーンティ、夜はシャンパンとオードブルなども用意され、専属のコンシェルジェがきめ細やかなリクエストにも対応してくれるのも「ザ・リッツ・カールトン・クラブ」ならでは。スイートルーム宿泊者は、クラブラウンジ以外にもお茶やコーヒーを客室まで届けてくれるパーソナルなモーニングコールや、プレスサービスなどの特別なサービスも充実している。また有田焼を体験できるプランも用意されており、九州が産んだ伝統工芸に触れていただく機会を提供している。

心身ともにリラックスした滞在を楽しむなら「ザ・リッツ・カールトン スパ」がいい。これはホテル最上階の24階に位置し、福岡の景色を見下ろしながらプール、ジム、スチーム&ドライサウナが利用できる。スパは世界的に有名なESPAを採用しており、使用するトリートメント材にも地元九州の天然成分が多く使用されている。

また「ザ・リッツ・カールトン福岡」でのダイニングもぜひ体験したい。ホテル内には4つのレストランと2つのバーがあり、それぞれが地元福岡の食材や味、食文化を反映している。

「Viridis」はサステイナブルな生産方法による食材を使った、オリジナリティあふれるインターナショナル料理のレストラン。大テーブルがカジュアルな雰囲気を醸し出し、高層階からの眺めと共に食事が楽しめる。

「ザ・ロビーラウンジ&バー」はホテルの顔となるロビーフロアにあるオールデイダイニング。軽食や九州産のお茶、世界のウイスキーを揃えており、夕方にはアペリティフもいいだろう。

鉄板
会席
寿司

和食「幻珠」は会席、寿司、鉄板焼きの3種類の日本料理が味わえ、壱岐の黒毛和牛や玄界灘の魚介類など最高級の食材を華やかな有田焼の器でいただける。

「Bay」はDJが入るバーで、博多湾を行き交う船をイメージしたシックなインテリアに囲まれながらオリジナル・カクテルを。タパスや炭火焼きなどの料理も充実している。

福岡の博多湾を望む カフェ「Diva」では九州が誇る最高級のお茶をいただきながらアフタヌーンティやスイーツを堪能できる。

福岡は玄界灘の魚介類はじめ野菜、肉、お茶などさまざまな食材に恵まれた美食都市だが、名物料理を食べ歩くこともできるがホテルで快適な時間と食事を心ゆくまで堪能することもできる。「ザ・リッツ・カールトン福岡」での滞在は福岡の旅の概念を変えてしまうような、そんな魅力に溢れている。

INDEX
目次
MAGAZINE
電子書籍
2023 ARKADEAR
- Animal magic KENYA
- Addicted to TANZANIA
- EXPLORER the unknown sanctuary
- Listen to the mountains PATAGONIA
電子書籍はこちらから