
ダーウィンの夢が生きる場所
進化の原点を辿る、知的探検クルーズへ
生命の聖地をホッピングする7泊8日ガラパゴス諸島クルーズ
「シルバーオリジン」は、世界有数のラグジュアリークルーズブランド「シルバーシー・クルーズ」が、ガラパゴス諸島のためだけに設計した究極の探検船である。1994年の創業以来、シルバーシーは洗練と快適さを極めた船旅を追求し続け、ラグジュアリークルーズ界のトップブランドとして確固たる地位を築いてきた。その中でもこの「シルバーオリジン」は、特別な存在だ。南米エクアドルの西およそ千kmに浮かぶガラパゴス諸島は、進化論の礎を築いたダーウィンゆかりの地であり、ユネスコ世界遺産にも登録された貴重な生態系を有する。

そんな唯一無二の自然を体験するために誕生したのが、このシルバーオリジンなのである。船体は環境への配慮を徹底しており、燃料効率に優れた低振動・低騒音設計のエンジンは、ガラパゴスの繊細な生態系を守るために開発されたもの。船内は“エコ・ラグジュアリー”というコンセプトのもと、自然素材と洗練されたデザインが調和する空間に仕上げられている。どのキャビンからも海と島々の絶景を望むことができ、まるで自然の中に溶け込んだかのような感覚を味わえる。さらに、最新設備を備えたラウンジ、バー、レストランでは、贅沢でありながらリラックスした時間が流れ、同じ志を持つ旅人たちとの交流も生まれる。それは単なる“旅”ではなく、知性と感性を満たす、人生に刻まれる航海だ。
荒野を制覇する、オーナーズスイート
極限の探究に、無限の快適を

「オーナーズスイート」は船内で最も広く最も豪華なスイートルーム。船の最前部に位置し、 広々としたプライベートバルコニーからは、ガラパゴス諸島の大パノラマが堪能できる。
「シルバーオリジン」の船内は、ガラパゴス諸島の手つかずの自然と美しく共鳴するようにデザインされている。すべての客室がスイート仕様。洗練された空間には、ゆとりと快適性が宿り、海の上とは思えないほど穏やかで贅沢な時間が流れている。インテリアはモダンで上質。天井まで届く大きな窓からは、ガラパゴスの雄大な景観がまるで一枚の絵画のように広がり、自然光がやわらかく差し込む。特等席とも言える客室は船の最前方または最後方にあり、進行方向に広がる景色をプライベートテラスから独り占めできる。一方、揺れの少ない中央のキャビンは、静寂を愛する旅人に最適だ。

中でも最上級の「オーナーズスイート」は、船首に位置し、160㎡という広さを誇る特別な空間。リビング、ダイニング、ベッドルーム、専用バスルーム、そして海を望むバルコニーがひとつなぎとなり、まさに洋上の邸宅と呼ぶにふさわしい。各スイート には、専属のバトラーが付き、毎朝 7 時には淹れたてのコーヒーが運 ばれてくる。窓の外には、朝日を受けて輝く原始の海が広がり、まだ誰の足跡もないような静寂が、至福の一日の幕開けを告げる。
「オーナーズ・スイート」は広さ約160平米の開放的なスイートで、まさに天空の楽園。パティオ家具と床から天井までのガラスドアを備えた大きなベランダがあり、圧倒的なシービューを独り占めできる贅沢空間が広がっている



ベッドルームにはキングサイズ・ベッドが設置されており、高級リネンを使用した寝具が用意されている。全く揺れを感じさせないその寝心地は都会の快適なホテルで過ごしているかのよう。

広々としたバスルームには毎朝のシャワータイムに欠かせないレインシャワーや、眺めの
良いオーシャンビューのバスタブが完備されており、贅沢なバスタイムを満喫できる

広々としたクローゼットを有効的に活用するには、スーツケースの荷解きと衣類の収納を
バトラーにリクエストするのがスマート。使いやすくて広々としたデュアルシンク
Not Just a Cruise
A sacred Voyage to Life’s Origin

ガラパゴス諸島に は、世界でもここ でしか出会えない 固有種が数多く生息している。その中 でも特に旅人の心を捉えて離さないの が、ガラパゴスアシカ、ガラパゴスペンギ ン、そしてアオアシカツオドリだ。「シ ルバーオリジン」では、船内からその 姿を望むだけでなく、シュノーケリン グを通じて彼らの暮らす海へと、近づ くことができるのも魅力のひとつ。ま さに野生との距離が、日常とは一線を 画す近さに縮まる瞬間だ。陽気で人 懐こいガラパゴスアシカは、サンタ・ク ルス島やサン・クリストバル島に多く見 られる海洋哺乳類で、オスは約 2.5 m、 メスは 1.5 mほどの体長を誇る。


